米IT大手クラウドフレア、日本法人を設立
米クラウドフレアは20日、日本法人のクラウドフレア・ジャパンを設立したと発表した。日本法人の社長には、シトリックス・システムズ・ジャパンの前社長である青葉雅和氏が就任した。

同社は動画などのコンテンツをインターネット経由で安定して提供できるようにするコンテンツ配信ネットワーク(CDN)の大手として知られる。CDN、セキュリティー、ネットワーク負荷分散の三つの機能を一括して提供している。日本ではインターネットイニシアティブ(IIJ)やソニーミュージックなどが利用しているという。
米クラウドフレアは2010年、都内にネットワーク接続点を設置し、日本でのサービスを開始した。日本法人を設立したのは日本での法人営業や日本語でのサポートを強化するためだという。日本法人の社員数は10人弱だが、年内に10人増やし、21年には15人増やす計画だ。(大森敏行)