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AGC、新型コロナ薬の製造受託 スイス企業から

AGCは、スイスのバイオ企業モレキュラー・パートナーズが新型コロナウイルス向けに開発した治療薬の候補物質の製造を受託したと発表した。2020年9月にも臨床試験が始まる見通しで、子会社のAGCバイオロジクス社の欧州拠点で、最大1000リットルの微生物を培養できる装置を用いて製造する。

製造する治療薬候補「MPO420」は、4月にモレキュラー社が開発した物質で、たんぱく質で構成する。新型コロナウイルスの表面にある突起物のなかでも、人などの細胞に侵入するのに重要な役割を果たす3カ所の部位にくっついて侵入を阻害する。

人の細胞表面にある特定の目印にウイルスがくっついて突破することや、細胞の中に侵入してウイルスが増殖の準備を始めることができなくなると期待されている。抗体に似た働きをするが、抗体より小さい物質で効率的にウイルスの侵入を妨げられるという。

モレキュラー社は20年7~9月にも臨床試験を始めるとしている。AGCバイオロジクスは治験にあわせ、デンマーク・コペンハーゲン工場かドイツ・ハイデルベルク工場で製造を始める。微生物を大量に培養し、その体内にできるたんぱく質を取りだして治療薬にする方針だ。

AGCバイオロジクス社は新型コロナウイルス向けの治療薬として、ほかに米サイトダイン社から候補物質「レロンリマブ」の原薬の製造も受託している。

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