国債価格急落リスク、海外保有20%まで大丈夫?
エコノフォーカス
[有料会員限定]
「許容できない債務」と題す世界銀行のリポートが話題だ。国債は海外民間投資家の保有比率が20%を超えると価格が急落(金利は急上昇)する懸念が高まるという。日本は約9%。緊急経済対策で国債を増発しても財政拡張余地があるともいえる。日銀が国債を無制限に買うなかで国内銀行は保有を減らしており、海外依存が高まるリスクをはらむ。(高見浩輔)
「金利が上がるぞ、上がるぞと言ってオオカミ少年みたいなことをやっているわ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1343文字
関連企業・業界
企業: