解なき時代の科学と政治 限界踏まえ対話を
編集委員 矢野寿彦

矢野 寿彦
Deep Insight
編集委員
2020/7/18 2:00
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日本経済新聞 電子版
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新型コロナウイルスの感染拡大で科学の存在感が大いに増した。今こそ政治や社会が科学とともに歩まなければ、長丁場のたたかいはおぼつかない。

「昔の政事に祭り事が必要であったと同様に文化国の政治には科学が奥底まで滲(しん)透し密接にない交ぜになっていなければ到底国運の正当な進展は望まれず、国防の安全は保たれないであろうと思われる」(「自由画稿」)

1935年、物理学者で随筆家としても著名な寺田寅彦が「…

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