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神戸市、eスポーツで高齢者支援 思考力アップなどに

NTT西日本の川副兵庫支店長(右)と神戸市の谷口真澄・企画調整局長(中)ら(17日、神戸市のジョーシン三宮1ばん館)

神戸市はゲーム対戦競技「eスポーツ」を高齢者支援に活用する。介護施設に入居するお年寄りの思考力活性化や、離れて暮らす家族との交流ツールとしての活用を想定する。新型コロナウイルス感染症の影響で高齢者の地域交流活動や運動機会が減っており、心身の活力を失った要介護手前の状態「フレイル(虚弱)」の予防を目指す。

神戸市は17日、NTT西日本とeスポーツ事業企画のパッケージ(大阪府箕面市)の2社と連携協定を結んだ。3カ所の介護施設などで今冬から2021年度まで実証実験する。高齢者支援でのeスポーツ活用に関する官民の実証事業は全国初という。

この取り組みに賛同する上新電機は西日本最大級のeスポーツ専用施設を神戸三宮の店舗に持っており、必要な場合は会場を提供する。NTT西日本はゲーム対戦中の心拍数や血圧データ、操作履歴を収集し、健康増進への可能性を検証する。例えばゲームの操作が遅くなるなどした場合に、高齢者の状態の変化をいち早く把握できる可能性がある。

神戸市の要介護認定の高齢者は約5万人で、フレイルやフレイル予備軍は計38万人いるとされる。NTT西日本の川副和宏・兵庫支店長は17日の記者会見で「高齢者に慣れてもらうことが大事。まず将棋・囲碁などから始めたい」と語った。ゲーム開発会社のセガが手掛ける人気ゲーム「ぷよぷよ」を活用する計画もある。高齢者向けの需要が高まれば、新規ゲームの開発も視野に入れる。

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