大戸屋の社員有志、コロワイドのTOBに反対表明

2020/7/17 16:10
保存
共有
印刷
その他

コロワイドによるTOBへの反対声明を読む大戸屋の社員有志(17日、東京都千代田区)

コロワイドによるTOBへの反対声明を読む大戸屋の社員有志(17日、東京都千代田区)

定食店「大戸屋」を運営する大戸屋ホールディングスの社員有志は17日、外食大手のコロワイドによるTOB(株式公開買い付け)への反対意見を表明した。コロワイドは大戸屋の経営改善のためにセントラルキッチンの導入を検討しているとされる。社員は「(セントラルキッチン導入で)店内調理の良さが失われればやりがいをもって働くのが難しくなる」と主張。株主にTOBに応じないよう呼びかけた。

コロワイドは大戸屋の株式を約19%保有する筆頭株主。6月に開かれた大戸屋の株主総会では経営陣の刷新を求める株主提案をしたが否決された。これを受け、TOBを実施し、最大71億円を投じて保有比率を51%まで引き上げると発表した。

都内で会見を開いた大戸屋の三上一郎直営事業部長は「従業員一同が新型コロナに対処しなければならないなか、一層の不安を覚えた」と語った。社員有志の聞き取りに回答した社員412人のうち401人がTOBに反対しているといい、「コロワイドの傘下になれば退職する覚悟だ」(三上氏)。

大戸屋の経営陣は20日に開く臨時取締役会でTOBへの反対を決議する見通し。

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]