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米キーサイト、EV向け高速充電対応アナライザー

高速充電の市場要求に応えるため大電力化・大電流化が進む(出所:キーサイト・テクノロジーズ)
日経クロステック

米通信計測機器大手キーサイト・テクノロジーズは、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)向け充電アナライザー新製品を2つ、14日に発表した。充電アナライザーは、EVやPHEVと充電スタンドの相互接続性(相性)をチェックするためなどに使う。新製品は、高速充電に必須な液冷ケーブルに対応できるようにした。

新たに加えた製品の1つが高電力タイプの「SL1047A」である。最大電力が既存のSL1040Aの90倍である900キロワット(最大電圧1500ボルト、最大電流は600アンペア)と大きな製品だ。同社によれば、高速充電の潜在的な需要は強く、充電電力や電流は現在よりも大きくなる。

「充電電流が300アンペアを超えると発熱が大きくなり、ケーブルを人が持つのが難しい。ケーブルの冷却が必須になる」(キーサイト・テクノロジー)。そこで、同社はケーブルを冷却するためのユニット「SL1048A」を用意し、組み合わせて使えるようにした。高速充電を想定した「CHAdeMO(チャデモ)」や「ChaoJi(チャオジ)」の次世代規格にも対応できるとする。

充電中にEMC試験を行うための装置「SL1040A-EMC」(出所:キーサイト・テクノロジーズ)

もう1つ新製品は、電磁波に関する製品の性能を検査する「EMC試験」を実施するための装置「SL1040A-EMC」である。例えば、この装置と充電スタンドを外部から電磁波の影響を受けない「電波暗室」に置いてノイズ試験を実施する。

(日経クロステック/日経エレクトロニクス 小島郁太郎)

[日経クロステック 2020年7月16日掲載]

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