米グラスルイス、東芝の取締役案賛成
東芝が31日に開く株主総会を巡り、議決権行使助言会社の米グラスルイスは17日、会社側が提案する全12人の取締役に「賛成」を推奨した。筆頭株主のエフィッシモ・キャピタル・マネージメントなどが推薦する計5人の取締役候補者には「反対」とした。米インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)も同様の推奨をしていた。
東芝は車谷暢昭社長兼最高経営責任者(CEO)の続投を含む12人の取締役を選任するよう求めている。株主提案ではエフィッシモと投資ファンドの3Dオポチュニティー・マスター・ファンドがそれぞれ取締役選任案を出していた。