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韓国の通商トップ、WTO事務局長選で日本の支持期待

(更新)

【ジュネーブ=細川倫太郎】世界貿易機関(WTO)の次期事務局長選挙に立候補した韓国の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は16日、日本の支持に期待を表明した。WTOを舞台に日韓が貿易紛争で対立するなか、多国間貿易体制の強化などに向け「共に努力することが重要だ」と協力を訴えた。

兪氏はWTOの一般理事会での演説の後、記者会見した。韓国は日本の半導体関連材料の対韓輸出管理の厳格化が不当として、WTOに提訴した。この問題については「WTOでの手続きや規則で処理されるべきだ」などと述べるにとどめた。

兪氏は選出に向け「日本にも働きかけて、WTOに対する私のビジョンを示したい」と述べ、日本の支持獲得にも努める考えを強調した。WTOは、新しい通商ルールづくりの停滞や米中貿易戦争など多くの課題に直面している。兪氏は新しい事務局長について「WTOを救い、改革を進める能力が必要だ」と指摘。機能不全に陥った貿易紛争の解決機能の復活などを優先課題に挙げた。

WTOの事務局長選挙には8人が立候補し、兪氏を含む3人が女性だ。一般理事会の議長が加盟国と協議しながら、全会一致形式で11月上旬までの選出を目指す。WTOは合意形成を重視するため、原則、投票はしない。これまでの事務局長に女性がいないことから、今回は女性を推す声も多い。

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