NYダウ反落、一時200ドル超安、雇用回復の鈍化を懸念

2020/7/16 22:57
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【NQNニューヨーク=川内資子】16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落して始まった。午前9時35分現在、前日比183ドル03セント安の2万6687ドル07セントで推移している。下げ幅は一時200ドルを超えた。労働市場の回復鈍化の懸念を誘う雇用指標を受けて、目先の利益を確定する目的の売りが出ている。中国株式相場が大きく下げ、投資家のリスク選好姿勢がやや後退したのも相場の重荷となった。

ニューヨークのウォール街=ロイター

朝方発表の週間の新規失業保険申請件数は11日までの1週間で130万件と前の週から減少したものの、市場予想(125万件程度)以上だった。米国では新型コロナウイルスの新規感染者数の高止まりで、複数の州が経済再開を一時停止している。労働市場の回復が鈍化しているとの懸念が強まった。

16日朝に発表した2020年4~6月期決算が大幅減益となった銀行のバンク・オブ・アメリカが大きく下げて始まった。一方、4~6月期決算で1株利益などが市場予想以上となった金融のモルガン・スタンレーは買いが先行した。足元で株価が上昇していた航空機のボーイングや航空機・機械のレイセオン・テクノロジーズの下げが目立つ。

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