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米ドル、主要9通貨に対し割高 新興国など需要高く

財政赤字拡大で下落リスク蓄積

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外国為替市場で米ドルが理論値より割高になっている。日本経済新聞社と日本経済研究センターが経済実態に見合う「日経均衡為替レート」を算出したところ、主要10通貨のうち円を含む9通貨の実際のレートで米ドルが割高となった。新型コロナウイルスの相場混乱時の需要増によるドル高相場は落ち着きつつあるが、依然として割高な状態が続いている。

日経均衡レートは為替相場が長い目でみれば政府債務や対外純資産、内外金利差、...

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日経均衡為替レート

日本経済新聞社と日本経済研究センターは、経済の実態に見合う外国為替相場である「日経均衡為替レート」を共同で算出しました。1月、4月、7月、10月の中旬に四半期ごとの値を公表します。


【算出の考え方】


為替相場が長い目で見れば経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)で決まるという考え方で四半期ごとの均衡レートを求めました。政府債務や対外純資産、内外金利差、交易条件、貿易財と非貿易財の価格比といった指標を変数にして、回帰分析の手法で推計しています。様々な組み合わせを試し、客観的にみて最良の推計式を採用しました。ドルや円、ユーロなど主要11通貨の「実効相場(様々な通貨に対する相対的な強さを示す為替相場)」を推計し、そのうえで各国・地域の貿易ウエートをもとに、2通貨間の対ドルレートに割り戻しました。


詳細な算出定義などは日本経済研究センターのホームページ(研究員報告、https://www.jcer.or.jp/research-report/20190927.html)をご覧下さい。


四半期ごとに算出する均衡レートは、計算の元となるファンダメンタルズ指標のデータ更新や修正にあわせて過去に遡って計算し直します。そのため過去の公表値と大きく異なる場合があります。

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