埼玉りそな銀行、セルフ端末のみの拠点 所沢新施設に
埼玉りそな銀行は振り込みや残高照会、住所変更などの手続きができるタブレット端末を設置した新拠点「りそなグループセルフプラザ」を埼玉県所沢市に開業される文化複合施設「ところざわサクラタウン」内に設ける。従来店舗のような営業窓口がなく、顧客が気軽に利用できる空間を目指す。11月6日の営業開始を予定する。
りそなホールディングスでセルフ端末のみを置く拠点は初めて。端末2、3台を週4~5日置き、行員2人が使い方を指南する。端末でのサービスはスマートフォン向けのアプリのサービスと同機能で、アプリの利便性を体感してもらい、普段から顧客との接点を増やす狙いがある。
新拠点は広さ約80平方メートルでATM2台もある。無人時でもスペースは利用客に開放する。テーブルやソファを並べたカフェ風のつくりで、サクラタウンの来場者の休憩用としても、くつろいでもらえる空間とする。
タブレット端末は越谷レイクタウン出張所など4カ所で試行してきた。今後、既存店舗にも順次設置していく考えだ。