大阪・ミナミにPCR検査場設置 「夜の街」感染増で

2020/7/16 18:26
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新型コロナウイルス感染症の検査で検体採取のデモンストレーションをする府職員(16日、大阪市)=共同

新型コロナウイルス感染症の検査で検体採取のデモンストレーションをする府職員(16日、大阪市)=共同

大阪府は16日、夜の繁華街で若者を中心に新型コロナウイルスの感染が広がっていることを受け、大阪・ミナミに臨時のPCR検査場を設置した。飲食店の関係者らが検査を受けやすいようにして集中的に対策を打つのが狙いだが、若い世代以外にも感染が広がりつつあり、府は警戒を強めている。

臨時検査場は大型バスを利用し、1日に最大90人の検体を採取できる。保健所の職員ら10人体制で運営し、8月中旬まで設置する予定。感染状況によっては延長する。

感染者の濃厚接触者でなくても、体調が悪かったり感染の不安があったりする場合に検査を受けられる。検査は無料だが、事前に保健所に相談し、検査が必要だと判断された場合に限る。

吉村洋文知事は16日、臨時検査場を訪れて唾液から検体をとるデモンストレーションを実施。記者団に「簡便な方法で陽性者をキャッチし、感染拡大を抑えたい」と述べた。

6月16日以降の府内の感染者のうち7割が10~30代。居酒屋やバー、クラブなどの従業員、客が目立つという。ただ、最近は40代以上も増えており、府は市中感染が広がっている可能性もあるとみている。

大阪府・市の職員らはこの日、御堂筋の新橋交差点(大阪市中央区)の周辺で、感染防止対策の指針を守る飲食店などに府が配布する「感染防止宣言ステッカー」を周知するビラを配布。府は飲食店などでのクラスター(感染者集団)の発生を警戒し、ステッカーがない場合は利用を自粛するよう府民に求めている。

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