北陸の景気判断5カ月連続下げ 日銀、7月「大幅悪化」

2020/7/16 18:01
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日銀金沢支店は16日に発表した7月の金融経済月報で、北陸3県の景気の全体判断を「新型コロナウイルス感染症の影響などから、大幅に悪化している」とし、5カ月連続で引き下げた。景気減速による受注の低迷で製造業の生産が減少しているほか、設備投資を先送りする動きが出てきた。一方で、個人消費は下げ止まったとの見方を示した。

日銀金沢支店は景気判断を引き下げたものの、個人消費は下げ止まったとの見方を示した(金沢市)

日銀はIT(情報技術)バブル崩壊後の2001年6~12月に7カ月連続で景気判断を引き下げたことがある。今回の5カ月連続はこの時期以来となる。

実体経済の主要項目では、生産を「減少している」に引き下げた。国内外で需要が減少しており、生産用機械や金属製品、繊維について「大幅に減少している」に表現を弱めた。設備投資も「弱めの動きとなっている」に引き下げた。収益悪化や先行きの不透明感により投資を抑制する動きがある。

一方、個人消費については「下げ止まっており、一部に持ち直しの兆しもみられるが、その持続性には不透明感が強い」に引き上げた。外出自粛が緩和されたことで、百貨店売上高や乗用車販売などが下げ止まったほか、観光関連で持ち直しの動きがみられるという。

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