九州・沖縄の個人消費「持ち直しの動き」 日銀7月

2020/7/16 17:14
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日銀福岡支店は16日発表した7月の九州・沖縄の金融経済概況で、個人消費について「持ち直しの動きがみられている」と、判断を上方修正した。外出自粛の緩和を受け、スーパーや家電量販店など小売業の客足・売上高に底打ち感が出ている。ただ、景気全体の基調判断は「悪化している」で据え置いた。

個人消費は6月まで「減少している」としていた。宮下俊郎支店長は「富裕層向けやハレの日消費を中心に購買意欲の回復を指摘する声が多い」と述べた。自粛していた消費の顕在化や10万円の定額給付金が押し上げに寄与した面もあり、「消費マインドの先行きには慎重な見方が多い」とした。

設備投資は「増勢が鈍化している」として、6月までの「増加している」から判断を引き下げた。運輸や百貨店で投資抑制の動きがあるという。

九州各地で大きな被害が出た豪雨が生産面に与えた影響は「限定的」(宮下支店長)とした。観光面も「九州全体でキャンセルが拡大する状況ではない」と述べた。

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