愛媛知事、「GoTo」に強い警戒感 「感染広げるリスク」
県独自キャンペーンの対象拡大見送り

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2020/7/16 16:54
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愛媛県の中村時広知事は16日の記者会見で、県内の宿泊旅行代金から1人1泊5000円分を割り引く県独自のキャンペーンについて、8月に予定していた全国の観光客への対象拡大を見送ることを明らかにした。首都圏などで新型コロナウイルスの感染が再拡大していることを受けた対応。四国や広島など近隣県からの誘客を優先し、段階的に広げていく。

政府の観光喚起策に警戒感を示した愛媛県の中村知事(16日、県庁)

愛媛県の宿泊補助事業は、まず県民を対象に6月に開始した。7月からは四国3県と広島、大分の県外客を対象に追加。中村知事によると、これらの地域向けに用意した1万500人泊分はすでに9割が予約済みと好調で、15日には5500人泊分を追加した。

また、中村知事は政府による「Go To トラベル」について、「全国一律に県をまたいだ旅行を喚起するということは、感染を全国に広げるリスクがある。各地域が懸命に取り組んできた感染拡大防止の成果が、場合によっては一瞬で奪われる可能性もある」と強い警戒感を示した。そのうえで「全国一律の実施ではなく、近隣地域からの誘客を段階的に広げていくことが重要」と強調した。

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