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大阪府、16日の新規感染66人 2日続けて60人台

(更新)

大阪府は16日、新型コロナウイルスの新たな感染者を66人確認したと発表した。2日連続で60人を超え、5月21日の緊急事態宣言解除後の最多を更新した。感染者数の増加は検査件数の伸びも一因とみられるが、陽性率も徐々に高まり、市中感染の広がりが懸念される。府は若者や夜の街への対策に力を入れる一方、医療体制の整備も急ぐ。

新規感染者のうち、感染経路が不明だったのは34人。府内の累計の感染者数は2192人になった。新たな死者はいなかった。新規感染者は20代が最も多く29人。10~30代は44人で7割を占めた。50代で12人が確認されるなど、他世代への広がりもうかがえる。

また、東大阪市のバーで、客など11人が感染していたことも判明。濃厚接触者も含む感染者は19人に上り、大阪市外の夜の街でも感染が広がっている実態が分かった。

新規感染者数が増えている背景には、府が検査数を増やしていることもある。府は5月末以降、国の方針変更を受け、濃厚接触者であれば症状がなくても検査を実施。検査能力は4月下旬の1日約420検体から、現在は2千検体にまで増えた。陰性確認を除く検査件数は、6月以前は5月9日の634件が最多だったが、7月上旬から急増。15日に初めて1000件を超え、16日は1133件にまで増えた。

一方、府が市中感染の広がりを示す指標として注視する陽性率も、徐々に上昇している。16日時点の陽性率は5.8%。5月中旬から6月中旬まで1%未満で推移していた。感染経路が不明の感染者の割合も増えており、16日は新規感染者66人のうち34人と半数以上を占めた。

直近の感染状況では軽症や無症状にとどまる若者が多く、府は療養用の宿泊施設の確保を急ぐ。13日に新たに312室を追加し、計712室を確保した。今後、1015室を目標にホテル事業者と調整している。

重症用の病床は段階的に確保していく。30床を空床として確保する「フェーズ1」から、新規の重症患者が直近1週間で5人以上となった段階で、85床を確保する「フェーズ2」に移る準備を始める。

重症患者向けの病床使用率が40%以上になった場合は「フェーズ3」(同150床)に、使用率70%以上で最終段階のフェーズ4(同215床)に移行する準備をする。

府の直近1週間の新規の重症患者数は3人で、現在はフェーズ1だが、府の担当者は「今の感染状況が続けばフェーズが上がる」と説明。病床を提供する医療機関の選定を急いでいる。

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