NYダウ続伸、一時400ドル超高 ワクチン開発進展を好感

2020/7/15 22:56
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【NQNニューヨーク=張間正義】15日の米株式市場でダウ工業株30種平均は4日続伸で始まった。午前9時35分現在、前日比358ドル92セント高の2万7001ドル51セントで推移している。上げ幅は一時400ドルを超えた。新型コロナウイルスのワクチン開発に関する前向きなニュースが相次ぎ、経済活動の正常化につながるとの期待から買いが入っている。

ニューヨークのウォール街=ロイター

米バイオ製薬のモデルナは14日夕、開発中のワクチンの初期の臨床試験で、参加者全員にウイルスの働きを中和する抗体の生成が確認できたと発表した。英放送局のITVは15日、英アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発中のワクチンの臨床試験で良好な結果が出たと16日にも発表される見通しだと報じた。

米紙ワシントン・ポスト(電子版)は14日夜、トランプ政権が7月末で期限が切れる失業給付の増額措置の一部延長を前向きに検討していると報じた。失業保険の拡充策が7月末で失効する懸念が和らぎつつあることも投資家心理の改善につながっている。

景気敏感株やコロナが業績の逆風になっていた銘柄に買いが向かった。航空機のボーイング、航空機・機械のレイセオン・テクノロジーズが大幅高。娯楽・映画のウォルト・ディズニーの上げも目立つ。15日朝に発表した2020年4~6月期決算で純利益が市場予想を上回った金融のゴールドマン・サックスが買われた。JPモルガン・チェースなど他の金融株も上昇している。

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