党名「立憲民主」略称「民主」で合流を 立民が提案

2020/7/15 22:15
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 会談する立憲民主党の福山幹事長(左)と、国民民主党の平野幹事長(15日午後、国会)=共同

会談する立憲民主党の福山幹事長(左)と、国民民主党の平野幹事長(15日午後、国会)=共同

立憲民主党の福山哲郎幹事長と国民民主党の平野博文幹事長は15日、国会内で両党の合流について協議した。福山氏は両党が一度解散し新党を結成したうえで党名を「立憲民主党」とする案を示した。平野氏は持ち帰って議論すると回答した。

福山氏は新党結成後に速やかに所属国会議員による代表選を実施すると伝えた。党名略称は「民主党」と提案した。福山氏は記者団に「政権交代を果たした知名度のある政党名だ。有権者の親近感も大きい」と述べた。

立民の枝野幸男代表は15日夜、無所属議員グループを率いる野田佳彦前首相や岡田克也元副総理、国民民主の小沢一郎氏と相次いで会談した。提案内容を説明するとともに協力を求めた。

立民が両党をいったん解散させる案を出したのは、野党系議員の結集をめざすためだ。国民民主内には先の衆院選や参院選で立民と競合した議員がいる。こうした議員は立民にそのまま加わることはできず、新党が受け皿として必要になる。

今後は国民民主の対応が焦点だ。17日に両院議員懇談会を開き、立民の提案を話し合う。国民民主は(1)衆参一体での対応(2)対等な立場での協議(3)参院での信頼醸成――の3条件が合流に必要と主張してきた。条件面で整わず合流協議が1月に頓挫した経緯がある。

玉木雄一郎代表は「単に結集すれば何とかなる状況は終わった。結集に向けた大義がより重要になっている」と語る。党内には前原誠司元外相ら保守系議員を中心に、立民との合流に慎重な議員もいる。

前原氏は15日、日本維新の会の馬場伸幸幹事長らと地方分権の勉強会を国会内で開いた。講師に吉村洋文大阪府知事を招いた。前原氏は「新型コロナウイルス対応で最も注目を集めた吉村氏の思いを聞き、我々の運動につなげたい」と話した。

勉強会には37人の国会議員が出席し、うち維新が24人、国民民主が8人だった。勉強会を通じて連携を探る。

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