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JAL系LCC、米運輸省が成田―ホノルル線を許可

ホノルル就航後は北米西海岸への就航を目指す

日本航空(JAL)傘下の格安航空会社(LCC)、ジップエア・トーキョー(千葉県成田市)が米運輸省から成田―ホノルル線の営業許可を取得したことが15日わかった。日本のLCCとして初となる米国路線就航に前進した。今後さらに長距離の洋上飛行に必要な認証を取得するなどした上で、10月以降の2020年冬ダイヤでの路線開設を目指す。

営業許可は米国時間の10日付。ジップエアは4月に米運輸省に同路線の就航を申請していた。米ボーイングの双発中型旅客機「787-8」を使用し、週7往復での運航を計画している。

実際の就航には営業許可とは別に米連邦航空局(FAA)による運航許可と、双発機が洋上など近くに空港のないルートを長距離飛行するための「ETOPS(イートップス)」と呼ばれる認証も必要で、今後はこれらの取得を目指す。

さらにビジネスではなく観光需要がメーンとなる路線だけに、日本―ハワイ間における出入国制限や、行動制限の緩和も就航するための事実上の条件となる。

ジップエアはJALの完全子会社で18年7月に設立された。路線を国際線に特化しているのが特徴。LCC各社の国際線がアジアなど短距離路線に限られるのに対し、ジップエアは欧米など中長距離路線の就航を計画している。

将来的な北米就航を目指し、6月3日に初の路線として成田―バンコク線を開設。新型コロナウイルスの感染拡大で旅客便の運航が難しい中、貨物専用便で営業運航を始めた。7月1日に予定していた成田―ソウル線は開設未定となっている。

新型コロナウイルスの影響でテレワークが広がる中、JALが注力していたビジネス需要は低迷が長引く可能性もあり、観光需要でJALを補完するジップエアにかかる期待は大きい。営業許可の取得は将来の米大陸への進出に向け大きな一歩になりそうだ。(井沢真志)

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