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派遣時給、2年ぶり下落 6月 介護職の求人増が押し下げ

派遣時給が2年ぶりにマイナスに転じた。人材サービス大手のエン・ジャパンが発表した6月の派遣社員の募集時平均時給は、三大都市圏(関東、東海、関西)で1577円となり、前年同月比0.4%(6円)低下した。求人数が前年の6割まで落ち込む中、時給が低めの介護関連の求人案件が増え、全体の水準を押し下げた。

エン・ジャパンが運営する求人情報サイト「エン派遣」の募集時派遣時給が前年同月を下回るのは2018年5月以来。その後、人手不足を背景に上昇を続け、今年3月は過去最高をつけていた。4月からの「同一労働同一賃金」適用を前に、交通費分を上乗せした募集が増えたことも背景にあった。

「介護関連」の求人は前年同月比33%増加した。平均時給は同0.7%(9円)高の1296円だった。介護施設や特別養護老人ホームなどはコロナ前から深刻な人手不足状態。コロナで他の職種の求人が減る中、人材確保の好機とみた動きが出ている。工場の稼働率低下で、製造業で働いていた人の就業も目立ち「以前は少なかった若年層の応募もあった」(エン・ジャパン)という。

主力の「一般事務」は求人数が62%減少した。景気低迷で企業の新規の採用需要が減っている。売り手市場が一服し求人媒体に掲載しなくても人材確保が可能な案件が増えているもよう。平均時給は同2.9%(46円)減の1506円だった。

在宅勤務の広がりを受け、IT系は時給の上昇が目立った。「社内SE」は3.5%(80円)高の2336円、「プログラマ」は2.0%(45円)高の2335円だった。

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