半導体アーム、IoT分離し本業回帰 SBG上場視野
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半導体大手の英アームが本業の半導体設計事業に回帰する。同社は2016年にソフトバンクグループ(SBG)が買収。主力のスマートフォン向けからサーバー向けなどへ領域を広げたが、協業で強化を狙った「IoT」事業は伸びず、今秋に切り離す。SBGは企業価値の向上を目指すアームの上場を視野に入れるが、米中摩擦が経営の火種となっている。
「16万個のCPU(中央演算処理装置)が同時に稼働する。そのほぼすべてがアームのチップだ」。...
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