福岡県中小企業家同友会、永久劣後ローンの創設要望

福岡
2020/7/15 13:50
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福岡県中小企業家同友会は15日、返済期日を設けず長期に借り入れられる中小企業向け「永久劣後ローン」の創設を求める活動を始めたと発表した。「資本性ローン」と呼ばれ、福岡県や県内市町村にも働きかける。全国の同友会も議論しているが、署名活動などは全国初とみられる。

国は第2次補正予算で中堅・大企業向けに最長20年で返済する劣後ローンの予算枠を設けた。福岡県中小企業家同友会は「中小にも枠組みが必要」と主張する。資金に余裕が出た段階で返済する仕組みで、期日まで金利を払い続ける劣後ローンより負担が少ない。

劣後ローンは返済期限を長期に設定でき、資本性資金と見なされる利点がある。元本は期日に一括返済するが、金融機関など貸し手にとっては貸し倒れリスクが高く金利は割高になる。金融機関の負担を減らすため、政府と日本銀行が共同出資で債権を買い取る機構の設立も求めた。地域の金融機関の推薦を融資の条件に含め、反社会的な企業へ資金が流れることを防ぐ。

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