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米モデルナ、ワクチン初期治験で抗体確認 新型コロナ

【ニューヨーク=西邨紘子】米バイオ医薬ベンチャーのモデルナは14日、開発中の新型コロナウイルスワクチンの初期の治験で、参加者全員にウイルスの働きを中和する抗体の生成が確認できたと発表した。一部の参加者に倦怠(けんたい)感や発熱があったが、重篤な副作用も出ていないという。7月中に3万人が参加する後期段階の治験に進む。

18~55歳の男女45人を3つのグループに分けて異なる用量を2回に分けて接種したところ、2回接種を完了した参加者全員から新型コロナの回復患者の平均を上回るレベルの抗体が確認できた。

モデルナのワクチン候補「mRNA-1273」は、新型コロナ予防ワクチンの中でも最も開発が進んでいるものの1つ。査読済みの治験のリポートは、米国の医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」がオンラインで掲載した。モデルナは5月、一部の参加者に抗体の生成が確認できた時点でこの治験の途中結果を公開していた。

同社は米生物医学先端研究開発局(BARDA)などから資金援助を得て、このワクチンの量産に向けた準備も進める。2021年以降、年間10億本規模の生産能力確保を目指している。

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