ビザスク、ビジネス相談仲介で米同業に出資

2020/7/15 12:00
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ビジネス相談仲介サービスのビザスクは、米国の同業スタートアップと資本業務提携する。DeepBench(ディープベンチ、マサチューセッツ州)に約30万ドル(約3200万円)を出資。ディープベンチのシステムを活用して米国などでビジネス相談の仲介を広げる。

ビザスクで海外事業を担当する瓜生英敏取締役(東京都目黒区)

ディープベンチは2016年創業のマサチューセッツ工科大学(MIT)発スタートアップ。独自のアルゴリズムを使って適切な助言者を探し出すシステムに強みを持つ。ビザスクは資本業務提携によって、ディープベンチのシステムを自社で活用して欧米などで相談者の開拓を進める狙い。

ビザスクはビジネス上の知見を求める企業と、知見を持ち相談に応じる個人をマッチングするサービスを手掛ける。企業側は1時間単位で異業種の会社員などに相談する。数千円~数万円の報酬を支払い、専門性の高い助言を手軽に受けることができる仕組み。

企業から持ち込まれる相談は市場調査や業務の改善など幅広い分野に及ぶ。ディープベンチのシステムではインターネット上のプロフィルや職歴など様々な情報を収集し、適切な知見を持つアドバイザー候補を効率よく探し出せる。ビザスクはこれを活用することで「海外の情勢に詳しい助言者を日本企業などに紹介しやすくなる」(瓜生英敏取締役)。

ビザスクには国内外合わせて10万人の助言者が登録しているが、海外向けの相談仲介は全体の数%にとどまる。一方で顧客である日本企業などからは海外の生の声を知りたいという要望が多い。このため1月にシンガポールに初の海外拠点を設立するなど海外展開を急いでいる。瓜生取締役は「3月の上場で得た資金を生かし、今後も必要に応じて国内外でスタートアップに出資したい」と話す。

ディープベンチは400社の顧客基盤と1200件の相談マッチングの実績を持つ。ビザスクの端羽英子代表がMITへの留学経験を持つことから今回の資本業務提携につながった。

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