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米ブラックロック、53社の環境対応にノー エクソンなど

【ニューヨーク=伴百江】米資産運用最大手ブラックロックは地球温暖化防止などの環境対応を巡り、世界の大手企業53社の取り組みが不十分だと発表した。米石油大手のエクソン・モービルやシェブロンなどが含まれる。株主総会で会社側の取締役選任議案に反対したり、環境関連の株主提案に賛成したりした。

米ブラックロックは53社の環境対応に低い評価を下した=AP

ブラックロックは投資先企業のESG(環境・社会・企業統治)対応を重視する姿勢を打ち出してきた。今年1月には企業の環境対策への評価をより厳しくすると表明。顧客である投資家への情報開示の一環として、投資先を評価・選別した。

その結果、244社が「要注意」リストに入り、そのうち53社の対応が不十分だと査定した。

53社ではエクソン・モービルやシェブロン、米石炭メーカーのフォートラムなどエネルギー業界の企業が目立った。独自動車大手のダイムラーでも取締役選任案に反対票を投じた。

244社のうちの残りの191社については企業名を開示しなかった。ただ今後、環境対策の情報開示などで大きな改善がみられない場合は、2021年の株主総会で取締役の解任などを要求するとしている。

環境アクティビストなどの間では、資産運用会社として企業の変革を促すブラックロックの姿勢は消極的だとの批判も出ていた。今回の査定はそうした批判に対応する狙いがあるとの見方もある。

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