英仏、マスク着用厳格化 コロナ「第2波」を懸念

2020/7/15 4:42 (2020/7/15 5:13更新)
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マクロン仏大統領(左)はマスク着用を厳格化すると発表した=ロイター

マクロン仏大統領(左)はマスク着用を厳格化すると発表した=ロイター

【パリ=白石透冴】英国とフランスの両国政府は14日、従来より厳しくマスク着用を国民に求めると発表した。フランスは着用義務の対象を公共交通機関利用中から商店内などにも広げる。英国南部のイングランドでも商店内の着用が義務となる。新型コロナウイルス感染「第2波」の懸念があり、対策を強める。

マクロン仏大統領が同日、仏メディアの取材に「数週間のうちに、公共の『閉じた空間』での着用を義務化したい」と語った。商店などを想定しており、8月1日にも実施する。

新型コロナで集中治療を受けている仏患者数は500人を下回り、4月上旬の約7100人から大きく改善した。だが、パリではマスクを着用しない人が多く、直近では新規の感染者数がわずかに増える傾向にある。

ハンコック英保健相も14日、北部のスコットランドに続きイングランドでも7月24日から商店でのマスク着用を義務化すると発表した。違反者には罰金を科す。

英政府によると商店の勤務者が新型コロナに感染して死亡する確率は一般人に比べ、男性で75%、女性は60%高い。欧州ではドイツ、イタリア、スペインなどもマスク着用を国民に求めている。

欧州の感染拡大はいったん落ちついた後、ドイツ、スペイン、ポルトガルなどが一部で外出制限の再開に踏み切った。北米や南米では感染者数が増え続けており、欧州でも再び爆発的な感染増が起きる可能性が取り沙汰されている。

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