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アゼルバイジャンとアルメニアが交戦、15人死亡か

【モスクワ=石川陽平】旧ソ連南西部のアゼルバイジャンとアルメニアの間で戦闘があり、14日までの3日間で双方合わせて15人が死亡したもようだ。両国はソ連末期に始まった地域の民族紛争を巡って対立を深めており、石油など天然資源が豊富なカスピ海周辺地域で紛争が再燃するおそれがある。

2017年10月にジュネーブで紛争解決に向けて協議したアゼルバイジャン、アルメニアの両国大統領=ロイター

両国軍の交戦は12日にアゼルバイジャン北西部のアルメニアとの国境地域で始まり、14日も銃撃や砲撃が続いた。インタファクス通信によると、14日までの戦闘でアゼルバイジャン軍に11人の死者が出た。アルメニア軍でも4人が死亡したと報じられた。双方に負傷者も多数出ている。

両国はアゼルバイジャン領内でアルメニア人が多数派を占めるナゴルノカラバフ地域の帰属を巡る紛争で30年以上も対立し、停戦合意はしばしば破られてきた。今回の戦闘はナゴルノカラバフに近い国境付近で発生し、近年では最も深刻な事態になっている。

カスピ海に面するアゼルバイジャンは天然ガスや石油を生産し、パイプラインで欧州などに輸出している。地域情勢の悪化に懸念を強めたロシアや米国は、アゼルバイジャンとアルメニアに対して直ちに戦闘を停止するよう呼びかけている。

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