カード狙いの特殊詐欺、認知度低く 愛知県警調査

2020/7/14 21:52
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キャッシュカードを狙う特殊詐欺の手口を知っていますか――。愛知県警は14日、被害者らへのアンケート調査の結果をまとめた。キャッシュカードを狙うのは他の手口と比べて認知度が低く、実際に被害に遭った人では3~4割にとどまった。県警は認知度向上が被害防止につながるとして情報発信を進める。

調査は2020年1~5月に実施し、特殊詐欺の被害に遭った196人と、詐欺を見破って被害を免れた52人から回答を得た。20代から90代までが回答し、平均年齢は77歳だった。

調査によると、警察官などを装って「キャッシュカードを新しいものに交換する」と言い、手渡しさせる手口の認知度は、被害者が43%だったのに対し、見破った人は87%だった。キャッシュカードを封筒に保管するように伝えて偽物とすり替える手口の認知度は、被害者が32%、見破った人が75%だった。

一方、「オレオレ詐欺」の認知度は被害に遭った人でも90%を超えた。

キャッシュカードを狙う手口は近年増え、県内の被害件数の6割以上を占める。県警生活安全総務課の木村紀夫次長は「認知度の低さが被害につながることが浮き彫りになった」と説明。今後、高齢者らへの啓発活動をさらに進め、家族間での注意の呼びかけも求めていく。

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