貯蓄率 高止まりの兆し 米20%台、日本も上昇予測
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新型コロナウイルスによる景気悪化を受け、所得のうち貯蓄に回る割合を示す貯蓄率が先進国で高止まりの兆しをみせている。米国では過去最高の4月に続き5月も20%台と歴史的な高さで、日本は4~6月に20年ぶりの高水準になる見通し。各国政府が所得の下支えに動いても個人消費は将来不安にすくんでいる。
米商務省によると、米国の5月の貯蓄率は23.2%だった。過去最高だった4月(32.2%)からは下がったものの、...
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