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映画2社苦境、松竹8年ぶり赤字 東宝の純利益98%減 3~5月

企業決算
2020/7/14 18:25
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東宝松竹は14日、2020年3~5月期の連結決算を発表した。東宝の純利益は前年同期比98%減の2億1800万円と同期間として最低となった。松竹の最終損益は43億円の赤字(前年同期は3億3400万円の黒字)で8年ぶりの最終赤字。新型コロナウイルス感染拡大に伴い東宝は全国で映画館を臨時休業し、松竹も歌舞伎の公演休止などが響いた。

東宝の売上高にあたる営業収入は51%減の330億円、営業利益は82%減の28億円だった。邦画で「ドラえもん」や「名探偵コナン」など人気作品の上映延期が続出したほか、コロナ感染予防のため4~5月は全国の映画館が臨時休業。5月には映画興行収入が前年同月比で99%落ち込んだ。

同日会見を開いた東宝の太古伸幸副社長は、決算を受け「主力である映画と演劇、両翼のエンジンが両方止まった」と述べた。東宝は劇場などの臨時休業期間中の人件費や家賃を特別損失として25億円計上した。

松竹の売上高は63%減の86億円、営業損益は14億円の赤字(前年同期は8億6300万円の黒字)。コロナで3~5月は映画の公開延期や歌舞伎の公演中止が相次いだ。歌舞伎など演劇事業の3~5月の売上高は前年同期比87%減の8億6800万円まで落ち込んだ。

松竹は3月以降の歌舞伎の公演中止・延期に伴う制作費や人件費などを31億円、映画館などの臨時休業による人件費や家賃などを11億円、それぞれ特別損失に計上した。手元資金を厚くするため、6月30日に日本政策投資銀行から100億円の借り入れを行った。金融機関ともコミットメントラインを締結した。

東宝は7月14日、21年2月期の通期見通しについて純利益が前期比86%減の50億円、営業収入が38%減の1620億円になりそうだと発表した。11月ごろまでは映画館や劇場の座席稼働率を半分程度、12月以降に通常通り稼働する前提で算出した。松竹は通期見通しを4月の決算発表時と同様、未定とした。

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