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集団免疫は「事実上不可能」 韓国保健福祉相

ウイルス検査のため保健所を訪れた人たち(韓国・仁川)=聯合・共同

【ソウル=鈴木壮太郎】韓国政府が3055人を対象に新型コロナウイルスの抗体検査を実施したところ、抗体が確認できたのはたった1人だったことが14日までにわかった。

韓国の朴凌厚(パク・ヌンフ)保健福祉相は「抗体を持つ人がほとんどいないということは、韓国社会が集団免疫を形成するのは事実上不可能なことを示している」と指摘。「新型コロナの流行は有用なワクチンが登場するまで1~2年以上の長期化は避けられない」と警鐘を鳴らした。

ウイルスなどに感染すると体内に免疫ができ、再感染はしにくいと考えられている。集団で免疫を持つ人が一定割合に達すると感染拡大にブレーキがかかり終息に向かうとされる。こうした考え方は「集団免疫」と呼ばれ、スウェーデンが実践している。

韓国での調査では抗体の保有率は0.033%にとどまった。朴氏は「感染に気付かずにいる人が社会に存在する可能性が低いことを示している」と指摘。「これは感染者を早期発見し隔離する防疫当局の努力と、マスク着用などのルールを順守する国民の努力が合わさった結果だ」と評価した。

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