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TBM、廃プラ再生事業を開始 今秋にも袋製品など

素材開発スタートアップのTBM(東京・中央)は14日、廃プラスチックを原料として再利用し、新たな素材として提供する事業を始めると発表した。廃プラを半分以上含む素材で袋製品や建築資材を開発し、2020年秋にも販売を始める。

廃プラスチックを再利用した素材ブランド「サーキュレックス」を立ち上げた。プラスチック製品の工場から出た端材や企業のオフィスなどのプラスチックごみを回収し、TBMと提携する工場で加熱分解や再加工をする。サーキュレックスには廃プラのほか植物・石油由来の樹脂などを含む。包装や梱包資材として製品化する。

TBMは細かく砕いた石灰石と少量の樹脂を合わせて作るプラ代替素材「ライメックス」の製造・販売を手がける。ライメックスは買い物袋や外食チェーンのメニュー表などに活用が進んでいる。

サーキュレックスの一部に回収したライメックスを利用する計画もある。TBMは素材を再利用し、循環させる仕組みを作りたい考え。

国内で廃プラの再生利用は進んでいない。一般社団法人プラスチック循環利用協会(東京・中央)によると国内の廃プラの総排出量は2018年に891万トン。うちプラスチック製品の原料などとして再生利用されているのは23%にとどまる。

6月末にはサントリーホールディングスなどが廃プラの再利用を目指す新会社の設立を発表するなど、ESG(環境・社会・企業統治)の観点からも石油由来のプラスチック使用量を減らそうとする動きが出ている。

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