静岡県内倒産上期、27件増 コロナで小康状態一服

静岡
2020/7/14 19:45
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東京商工リサーチ静岡支店は静岡県内の2020年上期(1~6月)の企業倒産動向(負債額1000万円以上)を発表した。倒産件数は114件と前年から27件増加した。負債総額は44.7%増の212億2300万円で、3年ぶりに200億円を超えた。

3月以降の新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の低迷で、同支店は「(19年まで続いていた)倒産件数の小康状態は一服した」とした。さらなる件数増を懸念する。

負債額10億円以上の大型倒産は、4月に起こった婚礼事業のラビアンローゼ(浜松市)など3件あった。業種別では、旅館業や飲食業を含むサービス業他が37件で最も多く、製造業(30件)、建設業(18件)、卸売業(14件)が続いた。地域別では県東部が40件、中部が41件、西部が33件となった。

新型コロナを主な要因とする倒産は、手続き申請中の案件を含めて6月までに15件あったという。一方同支店は、過去の災害や金融危機と比べると、元金据え置き可とする資金繰りの支援が浸透し始めていることが、倒産件数の増加ペースを緩めていることも指摘している。

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