/

竹中工務店とNTTドコモ、建設デジタル化で技術協力

竹中工務店とNTTドコモは14日、建設作業員の業務効率や安全性を高めるために現場のデジタル化に向けた技術協力をすると発表した。ドコモが持つ通信インフラやすべてのモノがネットにつながる「IoT」の技術と竹中工務店の建設工事に関する知見を組み合わせる。早ければ2020年度内にも一部技術の商品化を目指す。

建設業では若手人材が少なく、作業員の高齢化が進んでいる。日本建設業連合会によると建設従事者の約3分の1を55歳以上が占める。さらに国の残業規制が24年から適用されるため、労働時間の削減も迫られている。労働環境を改善し、若手人材の入職や定着を促すことが業界全体の課題になっている。

竹中工務店とドコモは今後、対面しなくても工事の進捗や危険箇所などの情報を共有できる仕組みや、作業員一人ひとりのバイタルデータを収集、分析して健康不良による事故を未然に防ぐ仕組みなどを開発する。

建設工事は鉄筋や配管、内装など複数の下請け会社が共同で働いているが、関係者同士がエリアごとの詳細な進捗状況を確認するには電話や目視をするしかなかった。進捗を全関係者がリアルタイムで確認できるようにし、待ち時間の削減などにつなげる。

工事現場全体から集まるデジタル情報を人工知能(AI)で分析し、自動で最適な工程を割り出す仕組みもつくる考えだ。作業員の脈拍などのバイタルデータも集め、熱中症などの危険予知にも生かす。

今後、竹中工務店とドコモが共同でシステムを開発し、竹中工務店の建設現場で効果測定や実証実験をする。実用化した製品は他の建設会社にも販売していく考えだ。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン