大雨で広島の裏山崩壊、親子不明 島根で河川氾濫

中国
2020/7/14 11:40 (2020/7/14 12:43更新)
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住宅に土砂が流れ込んだ現場(14日午前、広島県東広島市)=共同

住宅に土砂が流れ込んだ現場(14日午前、広島県東広島市)=共同

活発な梅雨前線の影響により中国地方で大雨が続き、広島県では14日、土砂崩れで親子2人が行方不明となった。島根県では江の川が氾濫、流域の約1万人超に避難指示・勧告が出され、浸水被害や道路冠水も生じた。

14日午前6時ごろ、広島県東広島市河内町宇山で「住宅の裏山が崩れた」と119番があった。東広島市によると、住宅の1階部分に土砂が流れ込んだ。住人の親子2人と連絡が取れておらず、巻き込まれた可能性があるとみて消防などが捜索している。

東広島市によると、親子は50代男性と80代女性で2人暮らし。河内町地区に避難勧告を出したのは通報後の14日午前6時40分だった。同日未明までに大雨・洪水警報が発令されていたが、土砂災害警戒情報は出ていなかった。

広島県北広島町戸谷の農道では13日午後9時ごろ、のり面の一部が崩落。走行中の軽自動車が約10メートル下に転落し、運転していた50代男性が軽傷を負った。

水に漬かった道路(14日午前、島根県江津市)=住民提供、共同

水に漬かった道路(14日午前、島根県江津市)=住民提供、共同

国土交通省浜田河川国道事務所などによると、島根県江津市では14日午前9時半ごろ、江の川が氾濫。同市と美郷町、川本町、邑南町の1市3町は一部地域の約5500世帯、1万900人に避難の指示や勧告を発令。同町では道路が冠水し、2集落24世帯が孤立状態という。

気象庁によると、広島、島根両県では日本海の低気圧から延びる前線の影響で、14日朝までの48時間に多いところで150~200ミリ程度の雨が降った。3日以降、断続的に続いた雨で、広島県では雨量が平年の7月1カ月分の1.5~2倍に達し、地中に水がたまり土砂崩れが発生しやすくなっていたとみられる。〔共同〕

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