新入社員が求める職場は?「助け合い」7割 民間調査

働き方改革
2020/7/14 10:29
保存
共有
印刷
その他

「競争するより助け合って仕事をしたい」――。人事コンサルティングのリクルートマネジメントソリューションズ(東京・品川)がまとめた2020年の新入社員調査で、職場に求める特徴の最多は「助け合う」で68%を占めた。前年比8ポイント増、10年前比では20ポイント増加した。一方で「鍛え合う」(15%)は10年で10ポイント減少し、価値観が変化したことがうかがえた。

3~5月に、ビジネスマナーなどの研修受講者を対象に調査を実施した。有効回答数は1680人だった。

職場に求めることを聞いた類似の質問に対しても「困っているときは互いに助け合う」の項目に「あてはまる」と回答した人が89%にのぼった。次いで「失敗を気にせずチャレンジできる雰囲気がある」(73%)、「皆が1つの目標に向かって一致団結して進めていく」(72%)と続いた。

一方で「過度な干渉がなく、自分のスタイルで自由に動く」が35%で最も低かった。続いて「互いによきライバルとして競い合う」が42%と低い水準だった。

仕事をする上で重視すること(2つまで選択)を聞くと、「成長」(32%)が首位となり、2位に「貢献」(30%)が入った。「その他」を除く最下位は「競争」で3%にとどまった。

上司や先輩に求める関わりの特徴を聞くと「メンバーが困っている時には相談にのりフォローする」について「あてはまる」とした回答が84%で最も多かった。

一番になるための競争はせず、周りの人と社会に貢献しながら成長につなげたい――。調査からは個の利益よりも、成長や貢献を重んじる新入社員像が浮かび上がる。同様の傾向は10年以上かけて徐々に強まってきた。若手世代の価値観の変化を理解し、相互尊重の風土を生み出せるかどうかが職場づくりで重要となっていきそうだ。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]