検事総長に林氏、閣議決定
政府は14日の閣議で、検事総長に林真琴東京高検検事長(62)を充てる人事を決めた。稲田伸夫検事総長(63)は退官する。東京高検検事長には堺徹次長検事(61)、次長検事には落合義和最高検刑事部長(60)を起用する。発令はいずれも17日付。

検察庁法は定年について検事総長が65歳、その他の検事が63歳と定める。稲田氏は慣例で2年とされる任期となり、林氏が7月30日で63歳となるのを前に昇格する。
黒川弘務前東京高検検事長(63)が賭けマージャン問題で辞職したのを受け、新体制で法務・検察への信頼回復に取り組む。