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米スポーツ界、差別撤廃でチーム名変更の動き 企業圧力も

【ニューヨーク=野村優子】米国のプロスポーツ界で差別的なチーム名やロゴを変更する動きが広がっている。首都ワシントンを本拠とするプロフットボールNFLのレッドスキンズは13日、先住民(インディアン)を意味するチーム名とロゴを今後は使用しないと発表した。白人警官による黒人暴行死事件をきっかけに、差別撤廃を求める声はスポンサー企業からも相次いでいる。

レッドスキンズに対しては、チーム名やロゴが差別的だとして改称を求める動きが以前から出ていた。新しい名称は後日発表される。球団は声明で「今後100年にわたり、私たちの誇りや伝統を高める、新たな名前とデザインを検討している」と述べた。

黒人男性暴行死事件をきっかけに関係企業からの圧力も強まった。本拠地スタジアムの命名権(ネーミングライツ)を保有する物流大手フェデックスが2日、球団に対して改称を要求する書簡を送付。スポーツ用品大手のナイキや小売り最大手ウォルマートなどは、関連商品を相次ぎ通販サイトから削除した。

チーム名やロゴの変更を求めたり、それに応じる動きは、スポーツ業界全体に広がっている。野球では大リーグ(MLB)のクリーブランド・インディアンズも3日、長年問題視されていた先住民をあらわすチーム名の変更を検討すると発表した。同球団は2018年に先住民をモチーフにしたチームロゴの使用を全面禁止にしている。

プロアイスホッケーNHLのシカゴ・ブラックホークスにはチーム名や先住民の顔を模したロゴの変更を求める声が上がっている。同チームは7日、チーム名やロゴは「先住民にも影響を与えた歴史的に重要な人物を象徴している」として、変更する予定がないと表明した。

ほかにも、先住民をモチーフにしているMLBのアトランタ・ブレーブスやNFLのカンザスシティー・チーフスにも同様の変更を求める動きが出ている。

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