トランプ氏「同意できない時も」 コロナ対策本部と亀裂

2020/7/14 6:58
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かつてトランプ氏はファウチ氏(左)と一緒に会見することが多かった(2月、ホワイトハウス)=AP

かつてトランプ氏はファウチ氏(左)と一緒に会見することが多かった(2月、ホワイトハウス)=AP

【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は13日、政権の新型コロナウイルス対策本部で主導的な役割を務めてきた米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長と「いつも意見が一致するわけではない」と述べた。感染の再拡大を受けて経済再開に慎重な同氏との亀裂が目立っている。

ホワイトハウスで記者団に答えた。米メディアが相次いで不協和音を報じるなか、「ファウチ氏との関係はとても良好だ。とても優れた人物だ」とも主張した。

トランプ氏は先週、米FOXテレビのインタビューで入国規制やマスク着用で「ファウチ氏は多くの間違いを犯した」と批判した。一方、トランプ氏が「死亡者が少ないことに着目すべきだ」「感染者の99%は無害」などと持論を展開していることについて、ファウチ氏は「間違いだ」などと異論を唱えている。

政権内で足並みが乱れれば対応が後手に回る可能性がある。米厚生省幹部も12日の米NBCテレビで「ファウチ氏を尊敬しているが、100%正しいわけではない。公衆衛生の非常に狭い視点で語っている」と語るなど、ファウチ氏の孤立が際立っている。

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