香港からの移民20万人も 英政府試算

2020/7/14 2:30 (2020/7/14 2:53更新)
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【ロンドン=佐竹実】英政府が、中国の統制強化を受けて香港から英国に移り住む人が20万人にのぼると試算していることが分かった。英フィナンシャル・タイムズが13日報じた。中国が「香港国家安全維持法」を施行したことへの対抗措置として、英政府は香港住民が英国に移住しやすくする仕組みを整えている。

ラーブ英外相は中国の香港国家安全維持法は1984年の中英共同声明に対する違反だと強調する=ロイター

香港の旧宗主国である英国は、国家安全法が香港の高度な自治を侵害するとして強く批判している。移住を認めるのは、1997年の香港返還前に発行していた英国海外市民(BNO)旅券を持つ香港住民約35万人。その他に約250万人に申請する権利があり、香港の人口約750万人の約4割が対象となる。

英国への移民の増加を巡っては、欧州からの移民が英国人の職を奪っていると批判され、欧州連合(EU)離脱を決める2016年の国民投票の際に争点となった。だが今回の香港からの移住については目立った批判は出ていない。

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