中東経済見通し、IMFが引き下げ 感染と原油安の二重苦

中東・アフリカ
2020/7/14 1:13
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【ドバイ=岐部秀光】国際通貨基金(IMF)は13日、中東・中央アジア地域の経済について、経済制限と原油価格下落の「二重苦」が広がっているとして大幅な成長率予測の引き下げを発表した。2020年は、4月時点を2ポイント下回る実質マイナス4.7%に落ち込む見通しという。

人影がまばらなドバイの土産物屋(7月6日)

IMFは「感染やそれに伴う企業活動の停止がどのくらい長引くのか、異常なレベルの不確実性がある」ことを根拠に、社会の動揺や政治の不安定をふくむ下方リスクが大きくなっていると指摘した。

中東地域の多くでは、比較的すばやい、強力な封じ込め策が採られたことから、犠牲者の数は限定的に抑えられたとIMFは評価した。ジハード・アズール中東・中央アジア局長は日本経済新聞の取材に対し、「目先のコロナ危機への対応と同時に、ビジネス環境の改善など構造的な改革に取り組むことが重要だ」と述べた。

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