米新聞マクラッチー、買収ファンドに身売り 2月に経営破綻

2020/7/14 1:00
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【ニューヨーク=清水石珠実】経営再建中の米新聞大手マクラッチーの身売り先が買収ファンドに決まったことが13日までに明らかになった。同社は2月中旬に、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請して経営破綻し、再建手続きの一環として売却先を探していた。

マクラッチーは創業160年を超える老舗新聞社で、地方紙「マイアミ・ヘラルド」(フロリダ州)などを傘下に抱える=AP

紙媒体の縮小が響いたうえに、過去の大型買収で膨らんだ負債が経営の重荷となっていた。

マクラッチーの身売り先は、ヘッジファンドのチャタム・アセット・マネジメント(ニュージャージー州)。売却額は公表しない。裁判所や監督機関の承認を経て、9月末までに破綻手続きの完了を目指す。

マクラッチーは創業160年を超える老舗新聞社で、地方紙の「サクラメント・ビー」(カリフォルニア州)や「マイアミ・ヘラルド」(フロリダ州)などを傘下に抱える。創業一族のマクラッチー家が長年所有してきたが、ヘッジファンドへの売却が完了するとその歴史に幕が下りることになる。米メディア業界では最近、買収ファンドが地方紙を傘下に収める事例が相次いでいる。

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