中国、米議員ら4人制裁へ ウイグル「内政干渉」

習政権
2020/7/13 23:44
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【北京=羽田野主】中国外務省の華春瑩報道局長は13日、米共和党のマルコ・ルビオ上院議員ら4人の制裁を発表した。記者会見で新疆ウイグル自治区について中国の内政に干渉する言動があったと話した。ルビオ氏は対中強硬派で知られる。

中国共産党高官を対象とする米国の制裁措置への報復とみられる。具体的な内容や時期は明らかにしなかった。

ルビオ氏以外の制裁対象は共和党のテッド・クルーズ上院議員や米国務省で信教の自由を担当するサム・ブラウンバック大使ら。華氏は「米国にはむやみに干渉する権利も資格もない」と話した。

ルビオ氏は新疆のウイグル族を中国政府が弾圧しているとして、トランプ米大統領に制裁発動を求める「ウイグル人権法」を推進した。

ブラウンバック氏は日本経済新聞の取材に、自治区トップの陳全国・共産党委員会書記を名指し批判したことがある。「(同区を)警察国家にした」と主張した。

クルーズ氏は中国政府が香港への統制を強める香港国家安全維持法に反対していた。

9日にはポンペオ米国務長官が同自治区トップの陳氏ら4人と1団体に制裁を科すと発表していた。米国人との取引が禁じられ、米国内の資産が凍結される。

陳氏ら共産党幹部3人とその家族へのビザ(査証)の発給も制限する。陳氏は共産党序列25位以内の幹部を示す政治局員のひとりだ。

華氏はこの措置に「中米関係に深刻な損害を与える。断固として反対だ」と発言した。米共和党議員らへの制裁は対抗措置との位置づけだ。

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