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なぜ日本の規制は時代遅れ?

2020年7月14日の日本経済新聞朝刊1面「レトロ規制 成長阻む」(革新後進国)という記事がありました。新型コロナウイルスを機に効率化の必要性が再認識されましたが、日本には様々な規制があり、成長の妨げになっています。なぜ「レトロ規制」と言われるように、日本の規制は時代遅れになっているのでしょうか。

朝刊1面の記事には規制のせいで新たなチャレンジができない、という事例が5つ紹介されています。たとえばタクシーでは日用品の配送事業ができません。規制は安全を担保するために必要とはいえ、飲食品をタクシーで配送するのは認められたのに日用品はダメというのは違和感があります。

規制が硬直的になってしまうのは、ルールが人間の能力を前提として作られているからだという指摘もあります。象徴的なのがコンビニなどの無人店舗で酒類を販売できない事例です。「客の年齢確認ができない」のが理由ですが、今の顔認証技術を使えば中高年の年齢はほぼ正確に分かります。人間の能力ではなく、技術を前提としてルールを再構築する時代になっています。

新型コロナをきっかけに、多くの人が規制を見直すべきだと実感していると思います。タクシーが配送事業を兼ねれば、急増するネット通販の需要をまかなえるかもしれません。無人店舗が実現すれば、店員を感染リスクから守れます。時代の変化に合わせて、規制も柔軟に変えていく必要があります。

20代編集者が同世代にむけて新聞の読みどころを発信する「朝刊1面を読もう/Morning Briefing」は平日朝に公開します。もっと詳しく知りたい人は7月14日の朝刊1面を読んでみてください。
この記事をまとめた人:渡部加奈子
2015年入社。保育・女性活躍の取材を経て、コンテンツマーケティングを担当。マイナンバーカードのパスワードを3回間違えたとき、規制の壁を感じた。

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