脱石炭火力、稼働年数で選別 地域ごと激変緩和も
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エネルギー政策の新たな長期計画の策定に向けて、電力会社に低効率な石炭火力発電所の削減を促す議論が始まった。対象とする発電所の稼働年数などの線引きや、地域の事情に応じた激変緩和措置が焦点になる。電力各社の経営はもちろん、地方の雇用にも影響を与えかねないだけに難航が予想される。
石炭火力は環境負荷が大きいとして国際社会で批判が高まり、投資マネーも脱石炭の動きが広がる。日本は梶山弘志経済産業相が3日、段...
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