東海カーボン、田ノ浦工場は8月下旬の復旧を予定

2020/7/13 18:08
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東海カーボンは13日、4日に火災が発生した田ノ浦工場(熊本県芦北町)について、生産設備の復旧は8月下旬になる見通しを示した。同工場は熊本県南部の豪雨による浸水で火災が発生。浸水の影響で稼働を停止していた設備は一部稼働し、出荷を再開した。

一方、火災が発生した一部の黒鉛化炉の完全復旧については「年単位の時間がかかる」(同社)とし、復旧のめどが立っていない。

田ノ浦工場は半導体や太陽電池に使われる黒鉛材の主力工場で、年間7000~8000トンの生産能力を持つ。代替生産は同社グループの他工場で可能とし、サプライチェーン(供給網)への影響は限定的との考えを示した。代替生産の候補地は黒鉛電極を製造する防府工場(山口県防府市)や滋賀工場(滋賀県近江八幡市)が挙がっている。

4日の火災発生前日からの集中豪雨で田ノ浦工場全体が浸水。工場内の黒鉛化炉に雨水が入り込み、水蒸気爆発を起こしたことで火災が発生した。5日午後、消防により鎮火が確認。社員は120人。火災によるけがなどの人的被害はなかった。

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