関東の「火球」は隕石と判明 千葉・習志野で破片発見

2020/7/13 16:30 (2020/7/13 21:16更新)
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平塚市博物館の藤井大地さんが神奈川県平塚市で撮影した火球。左から右に流れた(2日)=共同

平塚市博物館の藤井大地さんが神奈川県平塚市で撮影した火球。左から右に流れた(2日)=共同

7月2日未明に関東上空で観測された「火球」の正体とみられる隕石(いんせき)の破片2個が、千葉県習志野市のマンションの敷地内で見つかったと、国立科学博物館が13日発表した。同博物館は「習志野隕石」と命名し、国際隕石学会に登録申請する。

破片の重さは63グラムと70グラム。もともとは直径約5センチの丸い形だったが2つに割れたとみられる。

同博物館によると、マンション2階の一室で寝ていた住民が2日未明に「ガーン」という衝撃音を聞き、朝になって玄関のドアを開けると目の前の廊下に破片1個が落ちていた。廊下の手すりに隕石が当たったとみられる傷があり、4日に管理人と一緒に中庭を探すと2個目の破片が見つかった。2個目は雨に当たって金属がさびて茶色くなっていた。

「習志野隕石」の2個の破片。きれいに合う断面がある(国立科学博物館提供)

「習志野隕石」の2個の破片。きれいに合う断面がある(国立科学博物館提供)

5日になって同博物館に調査依頼があり、分析すると宇宙線が衝突してできたアルミニウムやナトリウム、マンガンなどの同位体を検出。短いものは半減期が数日のため、最近落下した隕石であることが確認できた。

隕石の落下は2018年、愛知県小牧市の民家に落ちた「小牧隕石」以来。習志野隕石が登録されれば国内53番目となる。〔共同〕

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