万博プロデューサーを公表 河瀬氏、落合氏ら10人

2020/7/13 11:23
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大阪・関西万博のプロデューサーに決まった映画監督の河瀬直美氏(右から4人目)ら(13日午前、大阪市北区)

大阪・関西万博のプロデューサーに決まった映画監督の河瀬直美氏(右から4人目)ら(13日午前、大阪市北区)

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の運営主体「日本国際博覧会協会」は13日、パビリオン構想の立案など万博運営の司令塔となるプロデューサーとして、映画監督の河瀬直美氏、メディアアーティストの落合陽一・筑波大准教授ら計10人を発表した。それぞれの専門分野を生かし、年末に公表予定の基本計画の策定や開幕までの準備作業の中心となってもらう。

万博のメインテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿ったパビリオンを担当する「テーマ事業プロデューサー」として、河瀬氏や落合氏のほか、放送作家の小山薫堂氏、生物学者の福岡伸一氏、アニメーション監督の河森正治氏ら8人を選んだ。

05年愛知万博の運営に携わったプランナーの石川勝氏が、円滑な入退場や場内の回遊など全体運営を担う「会場運営プロデューサー」に就任。会場内のインフラ整備を担う「会場デザインプロデューサー」に建築家の藤本壮介氏が就く。イベントのメニューを組み立てる「行催事プロデューサー」は人選中で、今後発表する。

全体を調整する「総合プロデューサー」は置かず、万博の運営について幅広く助言する「シニアアドバイザー」が担う。シニアアドバイザーは既に落語家の六代目桂文枝氏や建築家の安藤忠雄氏らが就任しており、13日に新たに宇宙飛行士の山崎直子氏と河瀬氏が就任し計15人体制となった。

大阪・関西万博は25年4月13日~10月13日に大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま、大阪市此花区)で開催。150カ国から来場者約2800万人を見込み、経済波及効果は2兆円を想定する。

ただ、新型コロナウイルスの影響で6月の予定だった博覧会国際事務局(BIE、本部・パリ)総会が延期となり、開催計画にあたる登録申請書の承認が遅れている。各国に大阪・関西万博への参加を呼びかけるはずだった10月開幕のアラブ首長国連邦(UAE)でのドバイ万博も1年延期が決定し、開催準備に不透明感が増している。

1970年の大阪万博は、芸術家の岡本太郎氏が「テーマ展示プロデューサー」、建築家の丹下健三氏が「基幹施設プロデューサー」を務めた。2005年愛知万博では環境デザイナーの泉真也氏ら3人の総合プロデューサーが基本構想、催事、会場計画を分担した。

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