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登山道に慰霊の風車 日航機墜落35年を前に

乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落事故から来月で35年となるのを前に、現場となった「御巣鷹の尾根」(群馬県上野村)で12日、管理人の黒沢完一さん(77)らが、慰霊登山が行われる道に大小色とりどりの風車を飾り付けていった。

登山道に風車を飾り付ける「御巣鷹の尾根」の管理人黒沢完一さん(右)ら(12日午後、群馬県上野村)=共同

地元有志らによるボランティア「御巣鷹の事故を忘れない会」のメンバーが参加。曇り空の下で始めたが、風車を犠牲者の墓標が多く立ち並ぶ「スゲノ沢」付近の登山道に付け終えると、晴れ間がのぞき、そよ風が静かに風車を回していた。

風車は遺族やボランティアから寄付され、2015年ごろから登山道に飾り付けている。昨年10月の台風19号による被害を受けたままの登山道も残されていることから、今年は30本ほど少ない、約200本を設置した。

黒沢さんは、「登る人が1人でもいれば、飾りたい。登山道になければ、寂しくなってしまう」と話した。同県伊勢崎市から来た「忘れない会」の井上育代さん(57)は、「この場所を風化させず、地元の人たちで守っていかなければならない」と語った。〔共同〕

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